添付ファイルが付いているメールを受信した場合に、添付ファイルのみTeamsに投稿する作業を自動化します。 今回は、行っていませんが条件を指定すれば対象のメールを絞ることもできます。 簡単な条件の場合は、「新しいメールが届いたとき」の詳細オプションで指定できます。 複雑な条件の場合は、「条件」を利用して行えます。
Teamsへの投稿アクションに添付ファイルがつけられると楽なのですが、現状は実装されていません。 なので、少し面倒ですが今回のような手順になります。
Power Automate(https://flow.microsoft.com)のサイトを開きます。
左側のメニューより《作成》→ 《自動フロー》をクリックします。
「フロー名」を入力し、「フローのトリガーを選択してください」に【Outlook】と入力して、リストから《新しいメールが届いたとき》→ 《作成》をクリックします。
作成画面が開きますので、「新しいメールが届いたとき」の《詳細オプションを表示する》をクリックします。
「添付ファイルを含める」、「添付ファイル付きのみ」を《はい》に変更します。
《新しいステップ》をクリックします。
《組み込み》→《変数》をクリックします。
《変数を初期化する》をクリックします。
「変数を初期化する」の各項目に以下の値を入力します。
《組み込み》→《日時》をクリックします。
《現在の時刻》をクリックします。
《組み込み》→《データ操作》をクリックします。
《作成》をクリックします。
「作成」の「入力」ボックスをクリックします。
「動的なコンテンツ」ダイアログの《式》をクリックします。
下にスクロールして、「日時」の《もっと見る》をクリックしします。
下にスクロールして、《formatDateTime(timestamp, format)》をクリックします。
《動的なコンテンツ》→「現在の時刻」の《現在の時刻》をクリックします。
数式の第二引数に出力形式【'yyyy年MM月分'】を入力し、《更新》をクリックします。
「アクションを選択してください」の検索欄に【sharepoint】と入力し、表示された《SharePoint》をクリックします。
下にスクロールして、《フォルダの一覧》をクリックします。
請求書を保存するSharePointサイトの情報を指定します。
《組み込み》→《コントロール》をクリックします。
《Apply to each》をクリックします。
「Apply to each」の「以前の手順から出力を選択」ボックスをクリックします。
「動的なコンテンツ」ダイアログから「フォルダの一覧」の《body》をクリックします。
《アクションの追加》をクリックします。
《条件》をクリックします。
「条件」の左側の「値の選択」ボックスをクリックします。
「フォルダの一覧」の《Name》をクリックします。
「条件」の右側の「値の選択」ボックスをクリックします。
下にスクロールして、「作成」の《出力》をクリックしします。
《追加》をクリックします。
《行の追加》をクリックします。
下にスクロールして、「フォルダの一覧」の《IsFolder》をクリックします。
「条件」の右側の「値の選択」ボックスをクリックし、【true】と入力します。
「はいの場合」の《アクションの追加》をクリックします。
《変数の設定》をクリックします。
「変数の初期化する」の各項目に以下の項目を入力します。
「変数」の《FolderExists》をクリックします。
「条件」の右側の「値の選択」ボックスをクリックし、【false】と入力します。
下にスクロールして、《新しいフォルダーの作成》をクリックします。
作成するフォルダーの値を入力します。
「動的なコンテンツ」ダイアログから「新しいメールが届いたとき」の《添付ファイル》をクリックします。
下にスクロールして、《ファイルの作成》をクリックします。
「サイトのアドレス」に、請求書を保存するSharepointサイトを指定します。
「フォルダーのパス」に、請求書を保存するフォルダーを指定します。 今回作成する年月フォルダーはまだ存在しないためその親フォルダーまでをいったん指定します。
「フォルダーのパス」に、上で作成したフォルダに保存するため作成フォルダー名を指定する。 「動的なコンテンツ」ダイアログの《式》をクリックします。
「文字列関数」の《concat(text_1, text2?,...》をクリックし、引数に【'/',】を入力します。
《動的なコンテンツ》をクリックし、下にスクロールして、「作成」の《出力》→《OK》をクリックします。
「ファイル名」をクリックし、請求書のファイル名を入力します。
「ファイルコンテンツ」をクリックし、「動的なコンテンツ」ダイアログから「新しいメールが届いたとき」の《添付ファイルコンテンツ》をクリックします。
下にスクロールして、《ファイルのプロパティの取得》をクリックします。
「サイトのアドレス」と「ライブラリ名」に以下の内容を指定する。
「ID」をクリックし、「動的なコンテンツ」ダイアログから「ファイル作成」の《ItemId》をクリックします。
「アクションを選択してください」の検索欄に【teams】と入力し、表示された《Microsoft Teams》をクリックします。
《メッセージを投稿する》をクリックします。
「チーム」と「チャネル」にメッセージを投稿するTeamsの場所を指定します。
「メッセージ」の「</>」をクリックします。
「メッセージ」に【<a href="】と入力します。
次に、「動的なコンテンツ」ダイアログから「ファイルのプロパティの取得」の《アイテムへのリンク》をクリックします。
次に、【">】と入力します。
次に、「動的なコンテンツ」ダイアログから「ファイルのプロパティの取得」の《名前》をクリックします。
次に、【</a>】と入力します。
これでフローが完成しました。